- Access
- リール(Lille)から470km リヨン(Lyon)から670km パリ(Paris)から250km
基本データ
- 地域
- ペイ・ド・ラ・ロワール Pays de la Loire
- 人口
- 982 人
- 面積
- 23.14 k㎡
サント・スザンヌは、エルヴ川に向かって突き出している、高さ70mの岩の丘の上にある。丘の形に沿ってできたこの村は、上空から見ると三角形の形をしている。その歴史は先史時代にさかのぼるが、特に11世紀に行われたイングランドの征服王ウィリアムによる包囲攻撃を跳ね返したことで有名。村を取り囲む城壁は13〜18世紀のもので、絵に描いたような小さな道、城の主塔、17世紀に建てられた城の本館などが見どころ。川沿いや森の中の散策も心和む。それというのも、サント・スザンヌは婚約者たちの守護聖人の名前なのだ。
- フランスの最も美しい村
- 史跡・遺跡
イベント
2015年のイベント
2014年6月28日~2015年3月31日:展示会“オーギュスト・アローム”(Expo-Sainte-Suzanne "Auguste Alleaume") 作品、ステンドグラス制作過程、ステンドグラスの復元
3月1日、4月5日、5月3日:水車の散歩(Promenade des moulins) エルヴ川沿いの散歩
3月8日:ステンドガラス職人親方のアトリエで(Dans l'atlier de maître-verrier) サント・スザンヌ城でオーギュスト・アロームのテクニックの説明
3月8日:クラシック・コンサート
3月28~29日:アトリエ“ステンドグラスをつくって”(Atlier "dessine-moi un vitrail") 子供たちの作品は城の羊小屋に展示される
3月29日:ステンドグラス見習いたちが語る展示会(Les apprentis vitraillistes racontent l'exposition) 展示会“オーギュスト・アロームを締めくくるために見習いが語る
3月29日:ベールを脱いだステンドグラス(Les vitraux dévoilés) 展示会の見方を説明
過去のイベント
サント・スザンヌの著名人
アクセス情報
- サント・スザンヌを訪れる
- 村内の交通
バスを利用
車を利用
- ◆パリから250km、2時間半
―A6号線を南に約10km。次にA10号線をシャルトル(Chartres)方面に約24km行き、A11号線を引き続きシャルトル/ル・マン(Chartres/Le Mans)方面に148km進む。
―次にA81号線をレンヌ(Rennes)方面に27km進み、2番出口ヴェージュ(Vaiges)まで。D4の交差点で右折し、そのまままっすぐ3km進む。
―次に左折しD357(D4)号線でラヴァル/サン・ジャン・スュル・エルヴ(Laval/Saint-Jean-sur-Erve)の標識に従って9km進み、サン・ドゥニ・ドルク(Saint-Denis d'Orques)の村を通過。
―D57号線を1.2km直進してから右折しD7号線を7km行き、サント・スザンヌ到着。
◆ナント(Nantes)から180km、2時間
―高速道路A11号線をパリ方面に10番出口サブレ(Sablé)まで。ロータリーで右折しD306号線をルエーユ(Louailles)方面に直進しサブレ・スュル・サルト(Sablé-sur-Sarthe)まで。
―サブレ・スュル・サルトを過ぎたら、D4号線を500m行ったところで左折し、D24号線をオーヴェル・ル・アモン(Auvers-le-Hamon)、エピヌー・ル・セガン(Epineux-le-Seguin)、バンヌ(Bannes)そしてトリニェ・アン・シャルニ(Thorigné-en-Charnie)方面へと進む。
―次にD7号線をまっすぐサント・スザンヌまで。
◆リヨン(Lyon)から670km、6時間
―A6号線をパリ方面に278km進みパリに着く前に、N104号線に合流し、ヴェルサイユ(Versailles)方面に約20km行く。
―次にA10号線をシャルトル(Chartres)方面に24km行ってから、A11号線を引き続きシャルトル/ル・マン(Chartres/Le Mans)方面に148km。
―次にA81号線をレンヌ(Rennes)方面に27km進み、2番出口ベージュ(Vaiges)まで。D4の交差点で右折しまっすぐ3km進む。
―次に左折しD357(D4)号線でラヴァル/サン・ジャン・スュル・エルヴ(Laval/Saint-Jean-sur-Erve)の標識に従い、まっすぐ9km進む。
―サン・ドゥニ・ドルク(Saint-Denis d'Orques)の村を過ぎる。D57号線を1.2km直進してから右折しD7号線を7km行き、サント・スザンヌ到着。
◆ル・マン(Le Mans)から56km、45分
―A11号線をラヴァル/レンヌ(Laval/Rennes)方面に3km進む。
―次にA81号線を引き続きラヴァル/レンヌ(Laval/Rennes)方面に28km行き、2番出口ヴェージュ(Vaiges)まで。D4の交差点で右折しまっすぐ3km進む。
―次に左折しD357(D4)号線でラヴァル/サン・ジャン・スュル・エルヴ(Laval/Saint-Jean-sur-Erve)の標識に従い、まっすぐ9km進む。
―サン・ドゥニ・ドルク(Saint-Denis d'Orques)の村を過ぎる。D57号線を1.2km直進してから右折しD7号線を7km行き、サント・スザンヌ到着。
鉄道を利用
- ◆パリ(Paris)からル・マン(Le Mans)駅まで。ル・マン駅はサント・スザンヌから56km。サント・スザンヌへはレンタカーで45分。
パリ ~ ル・マンは鉄道の本数も多い。
最新の時刻表についてはこちらを参照 : www.voyages-sncf.com
サント・スザンヌから7kmと、より近くにエヴロン駅(gare d'Evron)があるが、ル・マン駅での乗り換えの待ち時間が長い。
飛行機を利用
バスや徒歩を利用
- 村のなかは歩いて回れる広さ。
村の地図はこちらを参照: www.sainte-suzanne.com/pages/08cite.html
タクシーを利用
- タクシー・ダニエル・ラミー(Taxi Daniel Lamy):
住所ZA les Coëvrons 53270 Sainte-Suzanne
電話02.43.01.47.68
タクシー・グジョン(Taxi Gougeon):
住所92 rue de Sainte-Suzanne 53600 Evron
電話02.43.01.73.25
車を利用
その他
観光案内所 Office de Tourisme
サント・スザンヌ観光案内所 (Office de Tourisme de Sainte-Suzanne)
1 rue Jean de Bueil 53270 Sainte-Suzanne
電話 : 02.43.01.43.60
OPEN4月~9月第3日曜:月~土曜 9:00~12:30/14:00~18:00、日曜 14:00~18:009月下旬~3月:月~土曜 14:00~17:30CLOSE12月中旬~1月上旬
村役場
サント・スザンヌ村役場 (Mairie de Sainte-Suzanne)
1 Place Hubert II de Beaumont 53270 Sainte-Suzanne
すべての近郊の村 一覧
エヴロン
距離: サント・スザンヌから 7 km
エヴロンの見どころのひとつが、ラ・バジリク・ノートル・ダム・ドゥ・レピン(La Basilique Notre-Dame-de-l'Epine)。この建物は、ロマネスク様式と同時にゴシック様式を備えた聖堂で、マイエンヌ地方の宗教建築上、最も重要とされる。そのスレート屋根の美しさは遠くからでも分かるほか、11世紀に建てられたロマネスク様式の四角形の塔も保存状態が非常によい。聖堂の内部は、天井が高く、明るいだけでなく、繊細な円柱や装飾(美しい絵画、壁画、彫刻、大きく美しいステンドグラス)により優美さに満ち、ルイ13世様式の大きなパイプオルガンも設置されている。一方で、12世紀、アラブビザンティン様式により装飾されたサン・クレスパン(Saint-Crespin)礼拝堂も見逃せない。10世紀の納骨堂も必見で、これらは年間を通してガイドつき見学が可能。夏には夜のツアー、寸劇つきツアーがあり、7月初めには宗教芸術祭も開かれる。OPEN:
無休 8:00-18:00
ガイドつき見学
6/1~8/31 火~土の14:00/15:00/16:00にスタート
料金:見学は無料 ガイド料 4€
ラヴァル
距離: サント・スザンヌから 35 km
ラヴァルでは、城館を取り巻く旧市街の見学がお勧め(所要時間は約1時間)。19世紀の新しい城館(le Nouveau Château)は現在、裁判所になっているが、後ろにある16世紀の古い城館(le Vieux Château)は見学が可能。さらに城壁の上から望む街並みも素晴らしい。一方で、16〜18世紀の邸宅が立ち並ぶオルフェーヴル通り(rue des Orfévres)、城のようなスタイルを持つルネサンス様式(1554)のグラン・ヴヌール邸(la maison du Grand-Veneur)など、美しい小さな道も魅力的 だ。ほかには、ラ・ポルト・ブシュレス(la Porte Beucheresse)、大聖堂、マイエンヌ川の左岸なども見どころ。この川岸から見るラヴァルを一望する最高に美しい景色や、高台にあるラ・ペリーヌ(la Perrine)の庭園からの眺めも絶景だ。
〈アクセス〉
―D20号線でラ・シャペル・レンスワン(La Chapelle-Rainsouin)に行き、左折。
―スルジェ・スュル・ウェット(Soulgé-sur-Ouette)から、ラヴァル(Laval)方面に右折。
- 古城・城塞
ル・マン
距離: サント・スザンヌから 50 km
ル・マンは、24時間レースのコースとして、また肉料理のリエットで世界的に有名。また大変に美しい都市でもあり、特に古いシテ・プランタジネット(Cité Plantagenêt)、あるいはヴュー・マン(Vieux Mans)と呼ばれる地区では、多くの家がルネサンス期の建物で保存状態よく残っているため、歴史物の映画の撮影もよく行われている。なかでもアダムとイブの家(la maison d'Adam et Ève)、クレロルネ邸(l'hôtels de Clairaulnay)、ヴォー邸(l'hôtels de Vaux)は必見。さらに11〜15世紀にかけて建てられた荘厳なサン・ジュリアン大聖堂(Saint-Julien)を始め、歴史的に重要な建物もこの地区にあり、見学には2〜3時間を費やしたいところ。そのほか、ベランジェール王妃美術館(le musée de la Reine Bérangère)の絵画、彫刻、自動車博物館などの博物館も充実している
〈アクセス〉
A81号線でル・マン方面へ。
- 名物料理がある
- 自然公園・保護地区・庭園
ヴィトレ
距離: サント・スザンヌから 70 km
500年前の町の姿を完璧の残すブルターニュの町のひとつがここ、ヴィトレ。ポーチや木骨軸組のある家々、城壁、宗教遺跡、古いラ・ボードレリー通り(rues la Baudrairie)、ポトゥリー通り(rue Poterie)、ダンバス通り(rue d'Embas)などにその面影を見ることができる。なかでも、その城は歴史的建造物にも認定された13世紀の建物で、現在は町役場が入っている。またこの町には2つのおいしい名物がある。ホロホロチョウの詰め物であるルーラド・セヴィニェ(Roulade Sévigné)とアーモンドクッキーのヴィトレ(Vitréais)。ゴマを入れたバゲットのセヴィニェ(Sévigné)も美味しい。
〈アクセス〉
A81号線で5番出口のヴィトレで降りる。
- 古城・城塞
- 史跡・遺跡