シャブリ Chablis
シャブリの村には古くからのブドウ園があり、世界的に名高い辛口の白ワインが
生産されている。そのため、村の生活はワインを中心に回っているほど。
また、シャブリは中世から続く村で、見るべき建物も多い。
- Access
- リヨン(Lyon)から285km マルセイユ(Marseille)から617km パリ(Paris)から183km
基本データ
- 地域
- ブルゴーニュ Bourgogne
- 人口
- 2594 人
- 面積
- 31.582 k㎡
シャブリには古くからのブドウ園が多数あり、世界的に名高い辛口の白ワインが多く生産されている。多くのカーヴではテイスティングができ、プティ・シャブリからシャブリ・グラン・クリュまで、さまざまなランクのシャブリを味わうことができる。一方で、中世から続く長い歴史を誇る村でもあることから、サン・マルタン参事会教会、修道院分院、ポルト・ノエル、ロテル・デュー、プティ・ポンティニ、14、16、17世紀の古い家々など、見ておきたい建物も多く存在する。ブドウ畑と森に覆われ、起伏の多いこの土地は、ハイキングにも最高の場所。チョコレートのピリエ・ドゥ・シャブリ、ビスキュイ・ドゥシェなど、おいしい名産品も多いので、ぜひとも味わいたい。
- ブドウ畑・ワイナリー
イベント
2015年のイベント
2月7~8日:サン・ヴァンサン祭(fête de la Saint-Vincent) - ワイン祭。テイスティング、地元特産品の試食、パレード、パフォーマンスなどがある
3月20~21日:ラリー(Rallye National Chablisien)
4月26日:第4回グルメ散歩(4ème Balade Gourmonde)ブドウ畑を散歩しながら各所の休憩地でワインとワインに合った食を愉しむ(1ヶ月前までに要予約)
5月2日:ヨンヌ県の花とワインの市(Marché aux Fleurs et Marché des Vins de l'Yonne)
5月16日:自動車・自転車・馬のラリー(Rallye Découverte Voiture-Vélo-Cheval Vignoble Chablisien ) 9 ::00~18 :00
6月13日:第2回小道具見本市(2ème Foire aux Outils Anciens)
7月8~13日:第12回シャブリジアン祭(festival du Chablisien) (シャブリジアン=シャブリの住民)クラシック音楽、中世の音楽、ジャズのコンサートなど。シャブリと近郊で開かれる。
8月7日:第8回手づくり品の夜市(8ème Marché Nocturne d'Artisanat et des Terroirs) 陶器、アクセサリー、ステンドグラスなどの手工芸品や、チーズ、ワイン、蜂蜜など地元特産品
10月24~25日:シャブリワイン祭(fête des vins et baptême du Millésime) -パーティとテイスティング、コンサート、パレード
過去のイベント
シャブリの著名人
アクセス情報
- シャブリを訪れる
- 村内の交通
バスを利用
- バスLigne4番線:トネール(Tonnerre)~シャブリ(Chablis)~オセール(Auxerre)
→最新の時刻表については、下記サイトで確認を
http://www.rapidesdebourgogne.com
車を利用
- ◆パリ(Paris)から183km、約2時間
―A6/E15号線をリヨン(Lyon)方面に156km、20番出口、トネール/オセール南(Tonnerre/Auxerre sud)で降りて左折し、D965号線をシャブリ(Chablis)方面へ。
◆リヨン(Lyon)から285km、2時間40分
―A6/E15号線をパリ(Paris)方面に264km、21番出口ニトリ/トネール(Nitry/Tonnerre)で降り、D944号線を2.5km走る。
―ニトリで左折、D91号線を6km走行して左折し、D965号線に入る。
―2.2km行き、右折、D91号線をシャブリ方面に。
◆リール(Lille)から404km、4時間
―A25/E42号線をパリ方面に。パリで環状線を南へ。
―A6/E15号線をリヨン方面に156km、20番出口トネール/オセール南(Tonnerre/Auxerre sud)で降りた後、左折し、D965号線をシャブリ(Chablis)方面へ。
◆マルセイユ(Marseille)から617km、5時間半
―A7号線をリヨンまで行き、リヨンからA6/E15号線をパリ(Paris)方面に264km走る。
―21番出口ニトリ/トネール(Nitry/Tonnerre)で降り、D944号線を2.5km、ニトリで左折。
―D91号線をへ6km走行した後、左折してD965号線に入り、2.2km行き右折。
―D91号線をシャブリ方面に。
◆ディジョン(Dijon)から137km、1時間20分:
―A38号線をオセール(Auxerre)方面に41 km 行き、A6/E15/E60号線に入る。
―パリ方面に74km、21番出口ニトリ/トネール(Nitry/Tonnerre)で降り、D944号線を2.5km。
―ニトリで左折、D91号線を6km行き左折、D965号線を2.2km行き右折し、D91号線をシャブリ方面へ。
◆オセール(Auxerre)から20km、25分:
―N65号線を東にショーモン(Chaumont)方面に。D965号線をそのまま進み、ベーヌ(Beine)、ポンワンシー(Poinchy)を過ぎる。そのままD965号線でシャブリまで。
鉄道を利用
- ◆ パリ(Paris)からオセール駅(la gare d’Auxerre)まで、直行電車で約1時間半。
オセール駅からシャブリまでは、車で25分。
→最新の時刻表については、下記サイトで確認を。
http://www.voyages-sncf.com
飛行機を利用
バスや徒歩を利用
- 村のなかは徒歩で簡単に回れる。
タクシーを利用
- シャブリタクシー、M.ガリマール(Chablis Taxi,M. Galimard )
住所18 rue Porte Noël 89800 Chablis
電話03.86.42.11.15
タクシー・エスパス(Taxi Espace)
住所5, allée des petits Dieux 89800 Chablis
電話03.86.42.43.89
車を利用
その他
観光案内所 Office de Tourisme
シャブリ観光案内所 (Office de Tourisme de Chablis)
1, Rue du Maréchal de Lattre de Tassigny 89800 Chablis
電話 : 03.86.42.80.80
6~8月:10:00~12:30/13:30~19:004~5月、9~10月:10:00~12:30/13:30~18:0011~3月:月~土曜 10:00~12:30/13:30~18:00
村役場
すべての近郊の村 一覧
アンシー・ル・フラン
距離: シャブリから 40 km
この城館は、イタリアルネサンス建築の巨匠、シンメトリーの大家であるイタリア人建築家・セバスチアーノ・セルリオ(Sebastiano Serlio)の傑作。同一の外観をもつ4つの棟が、中庭を囲んだ正方形の一辺ずつ構成し、全体で優美、シンプル、調和の取れたひとつの建物となっている。歴史的建造物に認定されている。外観はシンプルであるが、時代を感じさせる調度品と、16、17世紀のフランスの壁画の素晴らしいコレクションがある。ガイドつき見学では、ブルゴーニュやフラドル、フォンテンヌブロー派の芸術家たちの絵画によって豪華に装飾された続きの間に案内される。2階には、3つの続きの間があり、王の間、伯爵夫人の間、伯爵の間がある。長く続くギャラリーは壁画で飾られ、神話や宗教から題材をとった場面が描かれている。寝室とその控えの間は、木の彫刻がすえられていて、大理石の床も豪華。この城を訪れることは歴史を5世紀とび越えて旅するようなもの。装飾が繊細なため、見学はガイドとともに。所要見学時間、50分。パンフレットは、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、オランダ語、デンマーク語あり。50haの公園には、フランス風庭園とイギリス風庭園がある。
D965号線でトネール(Tonnerre)まで行き、次にD905号線でレザンヌ(Lézinnes)まで向かい、アンシー・ル・フラン(Ancy-le-Franc)へ。
住所18 Place Clermont-Tonnerre 89160 Ancy-le-Franc
電話03.86.75.14.63
FAX03.86.75.10.30
URLwww.chateau-ancy.com
メールinformation@chateau-ancy.com
OPEN
4月上旬~11月中旬 ガイドつき見学 10:30/11:30/14:00/15:00/16:00(4~9月は17:00も)
CLOSE:
月曜、11月中旬~4月上旬
料金:
大人:9€、子供(6~15歳)6€、6歳未満無料
- 古城・城塞
- 自然公園・保護地区・庭園
オーセール
距離: シャブリから 20 km
この村では、ガロ・ロマン時代の城壁がいまなお残るマリン通り(rue de la Marine)、サン・ニコラ広場(La place Saint-Nicolas)、泉や木骨壁構造の民家など、街を散策することで、さまざまな驚きが待ち構えている。少し離れた旧市街では16世紀のファサードを用いた民家の見学もお勧めだ。サンテチエンヌ大聖堂(cathédrale Saint-Etienne) はゴシック様式のエレガントな造りで、建物内にはフランスでも指折りのステンドグラスがあり、役場広場(place de l'Hôtel de Ville)では、色とりどりのマリー・ノエル像(Marie Noël)が見られる。さらに有名な時計台方面へ向かうと、そこには2つの文字盤があり天文時計の役割を果たしている。一方、歩行者専用道路に入ると木造の民家、ルネサンス様式の邸宅、18世紀の典型的なホテル、19世紀のアーケード、アール・デコの建築物が。これら、この街の活性化に貢献した著名人の彫像も見逃せない。川に面するサン。ニコラ広場では、オーセールでの水の重要性を考えさせられる。
〈アクセス〉
―ヴェズレーを出て、D951線を走行。その後、左折しN6線へ。
―さらにセルミゼル、ヴトネ・シュル・キュール、ヴェルマントン、クラヴァン(Cravant)を経由し、オーセールまで。
ヴェズレーから車で50分。
- 古城・城塞
- 芸術家ゆかりの地
アヴァロン
距離: シャブリから 50 km
標高の高い岩場の上、クサンの谷(vallée du Cousin)に張り出すように建つ村。砦、望楼、鐘楼、邸宅、参事会管理聖堂などは長い歴史を持つ遺産の例で、アヴァロン人博物館(Le Musée de l’Avallonnais)では彼らの遺したものを展示。毎年新しい展示が行われる衣装博物館(Musée du Costume)や、城塞、サン・ラザール教会(Eglise Saint Lazare)なども見どころ。街の中心に観光案内所があり。
〈アクセス〉
ヴェズレーを出て、D957線を走行。ポントベール(Pontaubert)を通過後、右折しN6線をアヴァロンまで。ヴェズレーから車で15分。
- 古城・城塞
ジョワニ
距離: シャブリから 47 km
エッサイの樹の家(maison de l'arbre de Jessé)、バイイの家(maison du Bailli)など典型的な木骨組みの家のある古い村。ルネサンス様式の城、「ゴンディ城」が、村を見下ろすようにたっている。城の周りには、いくつもの美しい邸宅がある。ジャン・ミシェル・ロラン(Jean Michel Lorain)の経営するホテルレストランのラ・コート・サン=ジャック(La côte Saint-Jacques)はミシュランガイドで3つ星を獲得。ここのラ・コート・サン=ジャック(la Côte St Jacques)地区でつくられるロゼワインは、「ブルゴーニュ・コート・サン・ジャック(Bourgogne Côte Saint-Jacques )」としてAOC認定されている。
A6、E15、E60号線をパリ方面に12km、19番出口のジョワニ(Joigny)まで。右折し、N6号線をジョワニまで。
- 古城・城塞
ノワイエ・シュル・スラン
距離: シャブリから 23 km
「フランスで最も美しい村」に登録されていて、石畳の路地、小さな広場、階段つきの木造や石造の民家がとても印象的な村。その風景は、まるで中世にタイムスリップしたかのよう。展望台に改修されたかつての要塞からはノワイエ(Noyers)とスラン(Serein)の谷の景色が眺められ、中世を彷彿とさせる。アートギャラリー、堀沿いの散歩道、ノワイエの魅力の1つである教会も訪れたい。
〈アクセス〉
―ヴェズレーを出て、D957線を走行。ポントベールを通り、その後右折してN6線からアヴァロン方面へ。
―引き続き、D957を走り、ソヴィニー・ル・ボワへ。
―その後、左折しD86線からリール・シュル。セラン(L’Isle-sur-Serein)、マッサンギ(Massangis)を経由し、ノワイエ・シュル・スランへ。
ヴェズレーから車で45分。
- フランスの最も美しい村
- 古城・城塞
- 史跡・遺跡
タンレ
距離: シャブリから 35 km
ルネサンス様式のタンレ城は、その建築の華麗さ、質の高いインテリアと調度品で目を奪う。1550年頃に建てられ始め1642年に完成。その当時から、ある家族が引き続いて住んでいる。城内はガイドつきで見学でき、食堂、客間、寝室、壁には美しいフレスコの騙し絵が描かれている広いギャラリー、壁画のあるリーグの塔(tour de la Ligue)を見て回れる。また城の外には、素晴らしい公園がある。毎夏、この城では現代アートの展覧会が開かれる。
電話03.86.75.70.61
メールinfo@chateaudetanlay.com
OPEN
見学時間
4~10月: 9:30/10:30/11:30/14:15/15:15/16:15/17:15
料金:大人8€、子供3.5€
- 古城・城塞
トネール
距離: シャブリから 17 km
トネールは13世紀に王妃マルグリット・ド・ブルゴーニュ(Marguerite de Bourgogne)によって建設された穏やかな村。マルグリットはボーヌ(Beaune)旧病院の建設モデルも手がけたが、大きな病室はほとんど手を付けられていない。外観だけでも建物や屋根の大きさには驚かされる。ユゼのホテル(hôtel d’Uzès)、サン・ピエール教会(église Saint-Pierre)、ノートルダム教会(église Notre-Dame)、中世の医学の歴史を紹介するマルグリット・ド・ブルゴーニュ博物館(musée Marguerite de Bourgogne)などが見どころ。
〈アクセス〉
―ヴェズレーを出てD957線を利用。ポントベールを通過し、N6線でアヴァロンまで。
―その後、A6線パリ(Paris)方面を走行し、21番出口トネールへ。
ヴェズレーから車で1時間。
- 史跡・遺跡