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基本情報
ニースから18km北にあるアルプ・マルティム県の村。2011年の人口は939人で年々増加傾向にある。20世紀初頭より人気のある保養地となっている。メディアテーク、複数の遊技場、テニスコートがあり、町や役者達が企画するコンサート、演劇、映画などの夜のイベントが通年開催されている。村は標高240~1100mの狭い棚状の土地に分散し、道は傾斜地を曲がりくねっている。この村の歴史は古代ローマ時代まで遡る。ガロ・ロマン時代に西から現在の人口密集地域まで入植者がやってきた。古文書によると1030年にはベック・ドゥ・ジュノ(Bec de Juno)という名で既にこの地に都市があった。1622年11月22日、ニースの司教ピエール・マレッティ(Pierre Maletti)がこの村に小教区教会ノートル・ダム・ドュ・サン・ロゼール(Notre-Dame-du-Saint-Rosaire)を建立した。現在の古い教会(エグリーズ・ヴィエイユ)がそれに当たる。現在のノートル・ダム・ドュ・ロゼール教会と30mの鐘楼は1868年5月に完成した。この教会は1702年に建てられた昔のペニタン・ブラン礼拝堂の基礎の上に建てられた。鐘楼の中には古い教会から持ってきた3つの鐘がある。その他にラ・ペルゴラ(La Pergola)という騎士シャルル・アンリ・マリ(Charles-Henri Mari)の城、1887年の地震で壊れて廃墟になったサン・ブノワ礼拝堂などがある。
この村のテーマ
- 山・渓谷
- 古城・城塞
- 史跡・遺跡