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ヌーシャテルチーズ (Le fromage neufchâtel)
ノルマンディー地方の主要チーズのひとつ。牛乳を原料に伝統的製法で造られるこのチーズは、長きに渡り高く評価されており、1035年に書証。小さなレンガ形、正方形、樽栓形、ハート形など、さまざまな形をしているのも特徴だが、これはもともと若い農婦が、百年戦争中、伝える事が出来なかったイギリス兵士への愛を表すため、チーズをハート型に詰めたものが最初で、以降、創意工夫して作られるようになったようだ。
- チーズ
ポモーとカルヴァドス (Le pommeau et le calvados)
ポモー、カルヴァドス、シードルはいずれもリンゴから造るお酒。シードルはリンゴジュースを発酵させて造る発泡酒でアルコール度数は2〜8%と低め。カルヴァドスはリンゴジュース(または少量の洋梨を加えて)造るブランデーで、ノルマンディー地方の特定地域で醸造したものしかその名を語れないAOC(原産地統制呼称)を持つ。さらに、ポモーはアペリティフ(食前酒)のひとつで、リンゴジュースとリンゴのブランデーから造られる甘いお酒。この土地の草原では多くのリンゴの木が植えられいて生食用のものと、こうしたお酒を造る品種を生産。控えめな苦みが風味を引き立たせている。
- シードル
- リキュール
陶磁器 (La poterie)
この土地の地下に含まれる高品質な粘土と森で採れる薪。これらを原料にテラコッタ、砂岩、陶芸の製造技術が磨かれたことで、陶器類が特産品へと成長した。
- その他
ジェルブロワ産ブドウ (Les vignes de gerberoy)
ジェルブロワでは、2006年よりワイン用ピノ種(ピノ・ノワール)のブドウを植え付けスタート。2008年に初収穫した。
- ワイン
シードルのトムチーズ (La tomme au cidre)
チーズの熟成段階で表面を洗って作る“ウォッシュ”タイプのチーズの一種。この円筒形をしたトムチーズは、シードルを使って洗うのが特徴で、独創的な淡いと、その工程から生まれる風味が独特の味わいを引き出している。