ブルゴーニュの郷土料理
Cuisine locale de Bourgogneフランス東部に位置するブルゴーニュ。マスタード、ソーセージ、エポワスに代表されるチーズなど、おいしい特産品は数知れず。フランスきっての美食の地域です。首府のディジョンへは、パリから南へ約300km、TGVで1時間40分ほどで到着します。
ブルゴーニュといえば、「ワインの王様」として有名(「ワインの女王」はボルドー地方です)。
「ロマネコンティ」や「ラターシュ」など、誰もが一度は名前を聞いたことのある高級ワインは、この地方で醸造される赤ワイン。また、年に一度解禁されるフレッシュなガメイ種のワイン、「ボージョレ・ヌーヴォー」もブルゴーニュで造られています。
名物料理は、エスカルゴと、赤ワインを使った煮込み料理。
料理に使用するワインは白ワインが一般的ですが、赤ワインをしっかりとしたソースに仕立て、さまざまな食材と合わせて楽しむのがブルゴーニュ流です。
コック・オーヴァン(Coq au Vin)
coqは鶏、vinはワイン。
鶏肉と野菜の出汁がしっかりきいた赤ワインソースは絶品です。
ブッフ・ブルギニョン(Boeuf Bourguignon )
ブルゴーニュ風、牛肉の煮込みは、食べごたえのあるメインディッシュ。
現地では、付け合わせにマッシュポテトを添えていただきます。
たまごの赤ワインソースがけ(Ouf en meurette )
現地では、沸騰しているお湯にたまごを割り入れてつくる「ポーチドエッグ」です。