フランスの各村観光局公認サイト「ボン・ボヤージュ」

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フランス基本情報


六角形をしたフランス。
その中心であるパリは、世界中の人々が憧れ、多くの芸術家や文化人が集まった国際都市です。
ショッピング、美術館めぐり、グルメ・・・と、毎年多くの観光客が訪れるパリですが、
フランスにはパリだけでなく、バラエティに富んだ地方の魅力も溢れています。

パリから一歩足を伸ばせば、ロマネスクやゴシック・・中世の香り漂う村、郷土料理やチーズ、ワインで名高い村
地中海を見下ろすおとぎの国のような村、そして現代的なリゾートを備えた村が数多く点在しています。

昨今、このような村を訪れる旅行者も増加傾向にあり、益々フランスの人気が高まっています。

また、フランスにはユネスコ世界遺産が38か所あります。(文化遺産34、自然遺産3、自然複合遺産1)

是非、一度は足を運んで、フランスの魅力をその目でご覧になってください。

ユネスコ世界遺産(2013年現在) http://unesco.or.jp

フランスの基本情報

正式国名 フランス共和国 République Française
国歌 ラ・マルセイエーズ La Marseillaise
面積 55万1695km2(海外領土を除く・日本の約1.5倍)
人口 約65 700 000万人(日本の約2分の1、海外領を含む)(’12年)
首都 パリ Paris。人口約221万人(’08)
元首 フランソワ・オランド大統領 François Hollande
政体 共和制
民族構成 ケルト人、ゲルマン民族(フランク系、ノルマン系)などの混血
宗教 カトリック約80%、イスラム約7%、プロテスタント約1.5%など
言語 公用語 フランス語、その他各地の方言(ブルトン語、アルザス語など)
祝祭日 キリスト教に関する祝日が多く、年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意。
「聖霊降臨祭の翌月曜日」は2004年以来法定休日ではなくなったが、祝日として休業するところもある。

2014年

 

 

<通貨・両替・チップ 免税措置>

通貨 通貨単位はユーロ。略号は€(EURO、EURとも略す)。
補助通貨単位はセント(¢)。それぞれのフランス語読みは「ウーロEuro」と「サンチームCentime」。

紙幣は€500、€200、€100、€50、€20、€10、€5。
硬貨は€2、€1、¢50、¢20、¢10、¢5、¢2、¢1。
硬貨の裏面はフランス独自のデザイン。ユーロ流通国には、硬貨の裏に各国独自のデザインが施されているが、流通国でなら分け隔てなく使用できる。

為替レートはコチラを参照ください。Yahoo外国為替情報

チップ 基本的にチップは必要ではないが、快いサービスを受けたときや、特別なことを頼んだときに、お礼としてチップを渡すのが習慣となっている。

【レストラン】飲食店の会計にはサービス料が含まれているためチップは義務ではないが、サービスに満足した場合には、高級レストランでは食事代5%前後が目安。中級以下ではおつりの小銭を残す程度。
【ホテル】特別なことを頼んだ場合、1回€1程度。通常の掃除やベッドメイクには不要。
【タクシー】料金の10%~15%くらいの額。
【トイレ】掃除の係員がお皿を前に置いて座っていたら、€0.50程度。金額が決まっている場合も。
【劇場などの案内係】座席案内のお礼として、€0.50程度。

税金 フランスでは、外国人旅行者がひとつの店でE175以上の買い物をすると、12%の免税が適用される。商品を使用せずにEU圏外に持ち出すことが条件。免税店(入口にDetaxeと表示している)では、パスポートを提示すれば税金分を引いた値段で買い物ができるが、普通のブティックやデパートでは、まずパスポートを提示して免税手続きの申請をする。

 

 

<気候と時差>

フランスの気候 フランスは国土が広いので、地方によって気候はかなり異なるが、パリの気温は四季を通して東京よりやや低め。春の訪れを感じるのは4月頃。梅雨がなく、乾燥しているので、夏は過ごしやすい。秋の訪れは東京より早く、雨が比較的多い。11月になるともう冬で、曇りがちの日が多くなる。

天気が変わりやすく、夏でも冷え込むことがあるので、1年をとおして雨具と長袖の上着を用意しておこう。

春:肌寒い日が多い。厚手の上着を忘れずに!南仏は日中暖かくなるが朝晩は冷え込む

夏:湿気もなくからりと爽やかに過ごせる。薄手の上着と帽子は必携。

秋:雨の多い季節。日照時間が短くなり10月ごろから冷え込みが厳しくなる。雨具が必要。

冬:寒さが厳しい。マフラーや手袋など防寒対策はしっかりと!南仏はパリの晩秋のような気候。

時差 日本との時差はマイナス8時間。(日本が1月1日午前8時の時点でフランスでは1月1日午前0時である)
サマータイム サマータイムが実施されており、実施中は日本とマイナス7時間の時差になる。サマータイム実施期間は、3月の最終日曜深夜1:00~10月の最終日曜深夜2:00。

 

 

<フランスへのアクセス>

日本からフランスへ 日本からパリまでのフライトは、直行便で約12時間。現在3社の直行便が成田・中部国際空港・関西国際空港から運航。フランスに直行便で入れるのはパリのみ。
入出国とビザ 【ビザ/ツーリストカード】観光目的の旅で、シェンゲン協定加盟国での総滞在日数が90日以内であれば、ビザは不要。それ以上の滞在になる場合は、大使館でビザの申請を行う。機内で配られる入国カードCarte de Debarquementは、入国審査までに記入しておくこと。
【パスポート】観光の場合、入国時にパスポートの有効期間が滞在日数+3カ月以上有効期間が残っていることが必要。
入国審査】日本からシェンゲン協定加盟国を経由してフランスへ行く場合は、乗り継ぎ空港でEUへの入国審査があるので、フランスでの入国審査は不要。
※シェンゲン協定加盟国2007年12月現在、シェンゲン協定に加盟しているのは以下の24カ国。アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシア、スウェーデン、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク。協定加盟国間の入出国は国内移動と同様に扱われ、入出国時に税関審査がない。日本など協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受ける。

 

 

<フランスの現地情報・電圧・水・郵便など>

電圧とプラグ 電圧は220Vで周波数は50Hz。
日本国内用の電化製品はそのままでは使えないので、変圧器が必要。
プラグの種類は2種類あり、2本ピンのCタイプ、3本ピンのSEタイプに分かれる。
2つ穴のコンセントプラグ
フランスの水 フランスの水道水は石灰分が多いが飲んでも大丈夫(いったん沸かすと良い)。
味が気になる人はミネラルウォーター(eau minéral)を買うと良い。
ガス入り(Gazeuse)とガスなし(Naturelle)がある。
郵便 郵便局はラ・ポストLa Poste。
郵便と電報、ファックスを扱うほか、公衆電話と全国の電話帳、そして小銭への両替機も置いてある。切手はTABAC(タバコ屋)でも購入できる。
【郵便局】月~金曜 8:00~19:00、土曜 8:00~12:00、日曜・祝日は休み。
【郵便料金】日本への料金はハガキ、封書共20gまで、ともに€0.85。
電話のかけ方 【フランスから日本への電話のかけ方】00(国際電話識別番号) + 81(日本の国番号) + 相手先の電話番号(市外局番の最初の0は取る)
公衆電話 公衆電話のほとんどはカード式。テレホンカード(テレカルトTelecarte)はプティット50度数(€8)とグランド120度(€15)の2種類があり、郵便局の専用窓口、タバコ屋などで購入できる。カードがないときは、カフェやホテルの中の公衆電話を探そう。国際電話は公衆電話からも簡単にかけることができる。ホテルの自室から電話をかけると、通話料に加えて手数料がかかる。
ビジネスアワー ショップやレストランなどは店によって異なり、非常に流動的。以下は一般的な営業時間の目安。
夏のバカンスシーズンなど、長期休暇を取る店も多いので注意が必要。パリと地方でも多少違いがある。
【銀行】月~金曜9:00~16:30、土・日曜、祝日は休み
【郵便局】8:00~18:00、土曜日 ~12:00 日曜祝日は休み
【デパート】9:30~19:00頃、日曜・祝日は休み
【カフェ】8:00~24:00頃
【レストラン】昼12:00~14:30、夜19:00~22:30頃
【ショップ】10:00~19:00頃(昼休みを取る店もある)
【美術館・観光スポット】10:00~17:00頃

 

 

<安全とトラブル/マナー 他>

安全とトラブル フランスは時期を問わず観光客であふれているため、旅行者を狙っての犯罪があとを絶たない。
常にそのことを頭に入れながら行動しよう。
年齢制限 フランスでは、17歳未満の飲酒と喫煙は禁じられている。しかし、購入時に身分証明書が絶対必要というわけではない。レンタカーのレンタル資格は、HertzもAvisも21歳以上(一部の車種では例外あり)。
喫煙 【公共の場での喫煙】2007年2月1日から、公共の閉じられた空間(駅、学校、職場など)での喫煙が全面的に禁止となった(カフェ、レストランでは2008年1月1日より実施)。違反者にはE68の罰金が科せられる。
その他 【ユースフルアドレス】
警察Allo Police(アローポリス)17
消防Pompier(ポンピエ)18
医者付き救急SAMU(サミュ)15
ストライキ フランスでは、銀行や郵便局、美術館やメトロなどあらゆる機関で頻繁にストライキが起こる。
しかし、ほとんどの場合予告してくれるので、ストライキを意味する「greve グレーヴ」という単語を、現地のニュースや新聞などでこまめにチェックしておこう。

その他フランスに関する便利なリンク

外務省(在外公館医務官情報)

 

外務省(海外安全ホームページ)

*ここに書かれていることはあくまで参考としてご利用ください。

時期によってはこの情報内容とは合わない場合がありえますし、また場所によって異なる習慣もあります。
不安なときは「まずは現地で聞いてみる」ことをお勧めします。