魅惑の飲料、アブサントに関するすべてが分かる
グリーン・アニスやウイキョウなどをベースにしたアルコール飲料、アブサント。19世紀に好んで飲まれ、1915年に一時製造禁止となったこのアブサントに関する資料とグッズを集めた博物館。19世紀当時のカフェが再現された館内に一歩足を踏み入れれば、アブサントが当時の社会生活や文化に、いかに欠かせないものだったかが分かる。

歴史的建造物に指定されている邸宅
1861年、シャルル・フランソワ・ドービニーの自宅兼アトリエとして建てられた邸宅。この建物がユニークなのはドービニー自身や、同じく画家だった子供たち、友人たちによって、室内の壁すべてに直接絵が描かれていること。なかでも、食堂の壁に描かれたウサギ、小麦、ぶどう、川の断面という4つの大きな絵は必見。そのほかの部屋や広大なアトリエ、そして庭園まで、くまなく見学を。

「村の顔」として君臨する像
彫刻家オシップ・ザッキンによって1961年に制作。1961年7月8日除幕されたその像は、駅と村役場の間にあるゴッホ公園（Parc Van Gogh）で見られる。

観光協会2階に設けられた美術館
17世紀に建てられたコロンビエール邸。現在は1階が観光案内所、2階がドービニー美術館となっており、美術館ではドービニーの作品はもちろん、息子のカールやオーヴェル地域で活動した画家の作品も展示。毎年2回、夏季は絵画、冬季は版画の企画展も開催される。