レ・ボー・ドゥ・プロヴァンス Les Baux-de-Provence
レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスは、オリーブの木や実のグリーン、石灰質の石や岩の白、どこまでも青いプロヴァンスの空がそろった、色彩に富んだ観光の村。村の古い家並みと入り組んだ路地の美しさは世界中に知られている。
- Access
- パリ(Paris)から730km リヨン(Lyon)から260km マルセイユ(Marseille)から100km
基本データ
- 地域
- プロヴァンス・コート・ダジュール Provence-Côte-d'Azur
- 人口
- 443 人
- 面積
- 18 k㎡
アルピーユ地方自然公園の真ん中に位置する レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスは フランスの最も美しい村の一つ。村は高い岩の台地の上にあり、中世とルネッサンス期の遺産である多くの建物が残されている。改修が施された古い建物のなかには、ルネッサンス様式の美しいファサードが残るものや、現在アートギャラリーや美術館として使われている素晴らしい邸宅も含まれている。ボーの城塞は、自然溢れる美しい景観を従えるようにそびえ立ち、その足もとに寄り添うようにできた村は、小さな広場、木陰のテラス、小路、ブティックが並び、のんびりと徒歩で巡るのがお勧め。一方で、ボー・ドゥ・プロヴァンスという表示は高品質の代名詞。その証しである、ワインとオリーブオイルは、是非味わってみて欲しい。
- フランスの最も美しい村
- 山・渓谷
- 自然公園・保護地区・庭園
イベント
2015年のイベント
3月6日~2016年1月3日:レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ルネッサンスの巨匠たち(Léonard de Vinci, Michel-Ange, Raphaël, les géants de la Renaissance) マルチメディア・スペクタクル
4月4日~9月27日 毎週末、祝日、学校の休日:ボーの中世、ルネッサンスの夜明け(Les Médiévales aux Baux : à l'aube de la Renaissance)
4月4~6日、5月1~3日、8~10日、5月14~17日、23~25日:レオナルド・ダ・ヴィンチ、アトリエの秘密(Les secrets d'atelier de Léonard de Vinci)
4~9月 毎週火・木曜:オリーブオイル試飲 ムーラン・カステラにて(Initiation une dégustation formelle d'huile d'olive, visite du moulin ) 10:00
5月31日:トレマイ巡礼(Pèlerinage des Trémaïe) 10:30
7月19日:クラシックカー祝別式(Bénédiction des voitures anciennes)
10月24~28日:小さな騎士の日、歴史探究(Journées des Petits Chevaliers : à la recherche du temps)
過去のイベント
レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスの著名人
アクセス情報
- レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスを訪れる
- 村内の交通
バスを利用
車を利用
- ◆パリ(Paris)から730km、7時間半
―高速道路A6でリヨン(Lyon)方面へ走り、A7に乗り換えNo25出口、カヴァィヨン(Cavaillon)/サン・レミ・ドゥ・プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)で降りる。
―D99でサン・レミ・ドゥ・プロヴァンス。その後D5でレ・ボー・ドゥ・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)到着。
◆ニース(Nice)から240km、2時間45分
―高速道路A8でカンヌ(Cannes)方面へ。A7でリヨン(Lyon)方面。次にA54でアルル(Arles)方面へ進み、No11番出口、サン・マルタン・ドゥ・クロ(Saint-Martin de Crau)で降りる。
―モサンヌ・レ・アルピーユ(via Maussane les Alpilles)経由でレ・ボー・ドゥ・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)へ。
◆マルセイユ(Marseille)から100km、1時間15分
―高速道路A7でリヨン(Lyon)方面へ。そのままA54でアルル(Arles)方面へ進み、No11番出口、サン・マルタン・ドゥ・クロー(Saint-Martin de Crau)で降りる。
―さらに、モサンヌ・レ・アルピーユ(Maussane les Alpilles)を経由してレ・ボー・ドゥ・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)へ。
◆ニーム(Nîmes)から44km、50分
―高速道路A9-A54でアルル(Arles)方面へ向かいNo7番出口で降りる。
―フォンヴィエイユ(Fontvieille)経由でレ・ボー・ドゥ・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)へ。
◆アヴィニョン(Avignon)から30km、40分
―高速道路A7でNo24番出口、アヴィニョン・スュド(Avignon Sud)で降りる。
―ノヴ(Noves)/サン・レミ・ドゥ・プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)経由でレ・ボー・ドゥ・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)へ。
鉄道を利用
- ◆アヴィニョン(Avignon)まで電車で。駅からレ・ボー・ドゥ・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)までは自動車。所要時間3時間20分
パリ(Paris)からのアクセス例 :
7:46 TGVでパリ(Paris) のリヨン駅(Gare de Lyon)を出発
10:24 TGVでアヴィニョンTGV駅(Gare TGV-Avignon)に到着
アヴィニョン(Avignon)駅からはレンタカーで。駅から中心街までおよそ6km。
または、電車とバスでアルル(Arles)まで移動し、自動車でレ・ボー・ドゥ・プロヴァンスまで行く方法もある。所要時間4時間20分
アルル(Arles)はレ・ボー・プロヴァンスから18km。
パリ(Paris)からのアクセス例 :
7:46 パリ(Paris)のリヨン駅(Gare de Lyon)を出発
10:24 アヴィニョン中央駅(Gare Avignon-Centre)に到着
10:40 バスでTGVアヴィニョン駅(Gare TGV Avignon)発
11:30 バスでアルル(Arles)着
最新の時刻表は以下のURLで確認のこと。
http://www.voyages-sncf.com
飛行機を利用
- パリ(Paris)、ボルドー(Bordeaux)、リール(Lille)、リヨン(Lyon)、メス-ナンシー(Metz-Nancy)、ナント(Nantes)、ストラスブール(Strasbourg)、トゥールーズ(Toulouse)とクレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)からはマルセイユ・プロヴァンス空港(aéroport de Marseille-Provence)へ到着。
ヨーロッパ諸国の主要都市: ブリュッセル(Bruxelles)、アムステルダム(Amsterdam)、バルセロナ(Barcelone)、リスボン(Lisbonne)、マドリード(Madrid)、フランクフルト(Francfort)、ジュネーブ(Genève)、ロンドン(Londres)、ミラノ(Milan)、ローマ(Rome)からのアクセスも同様。
マルセイユ空港はレ・ボー・ドゥ・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)から60km(自動車で1時間)。
自動車でレ・ボー・ドゥ・プロヴァンスに向かうには、タクシーまたは空港からレンタカーがある。
URLwww.marseille.aeroport.fr
パリ(Paris)からは、アヴィニョン空港(aéroport d'Avignon)へのフライトも可能。
アヴィニョン空港はレ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから30km(自動車で40分)の距離。
自動車でレ・ボー・ドゥ・プロヴァンスに向かうには、タクシーまたは空港からレンタカーがある。
http://www.avignon.aeroport.fr
バスや徒歩を利用
- 旧街区は徒歩で観光。駐車場は村の入り口にある。
タクシーを利用
- Taxi des Baux – M. Louis BRUNET
電話 : 06.80.27.60.92
FAX : 04.90.54.34.14
車を利用
その他
観光案内所 Office de Tourisme
レ・ボー・ドゥ・プロヴァンス観光案内所 (Office de Tourisme de Les Baux-de-Provence)
Maison du Roy, rue Porte Mage 13520 Les Baux-de-Provence
電話 : 04.90.54.34.39
5~9月:9:00~18:0010~4月:9:30~17:00土・日曜・祝日 10:00~17:30
村役場
レ・ボー・ドゥ・プロヴァンス村役場 (Mairie de Les Baux-de-Provence)
Grand Rue 13520 Les Baux-de-Provence
すべての近郊の村 一覧
エクス・アン・プロヴァンス
距離: レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから 70 km
エクス・アン・プロヴァンスは15世紀からプロヴァンスの首都であった。現在、プロヴァンスのフィレンツェとも呼ばれるこの町の美しさは、繁盛する商人や有力者によって作り上げられた。高級住宅、花の咲く広場、豪華な屋敷、古い泉、木陰の路地、見事に修復保存された建築遺産など、17、18世紀のプロヴァンスの高貴なイメージのすべてが町の魅力として集約されている。その美しさはギグー(Guigou)、スタンダール(Stendhal)、ミストラル(Mistral)、ゾラ(Zola)とセザンヌ(Cézanne = エクスの風景を描き続けた画家)ら文学や絵画の巨匠たちを魅了し、この町を芸術と文化の街に育てた。真っ青な空と美しい街並みを眺めていると、まるで開放感あふれる美術館のよう。夏には国際音楽祭が開催され、劇場では数々のオペラ、クラシックコンサートが繰り広げられるほか、世界的に有名なダンスフェスティバルも開催される。マザラン界隈には並ぶ、ブランドショップでのショッピングも楽しみ。
〈アクセス〉
―ルールマランを南から出て、D561線からサン・テステーヴ・ジャンソン(Saint-Esteve-Janson)に合流。
―その後、A51線でエクス・アン・プロヴァンス方面へ向かい、エクス・サントル(Aix-centre)8番出口を降りる。所要時間約40分。
〈観光局〉
住所:2. place du Général de Gaulle F - 13100 Aix en Provence
電話:04.42.161.161
FAX:04.42.161.162
メール:infos@aixenprovencetourism.com
URL:www.aixenprovencetourism.com
OPEN
月~土曜 : 8:30-19:00
日曜・祝日 : 10:00-13:00/14:00-18:00
- 芸術家ゆかりの地
アルル
距離: レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから 19 km
アルル(Arles)はその闘技場で行われる闘牛が有名。他にも年間を通して、伝統的な祭り(アルル女王コンクール、復活祭・初米収穫祭、闘牛、サントンの展示会など)や、音楽祭、映画祭、写真祭などさまざまなイベントが開催され、活気に満ちている。一方でアルルはいつの時代も多くのアーティストを惹きつけてきた。ゴッホ(Van Gogh)、ゴーギャン(Gauguin)そして、闘牛愛好家で絵画2作品と57点ものデッサンを残したピカソ(Picasso)もこの地を愛した一人。アルルでは週に2回(水曜と土曜)、村の城壁に沿ってに市が開かれるほか、カマルグ(Camargue)まで行くトレッキングのスタート地点にもなっている。
〈アクセス〉
フォンヴィエイユ(Fontvieille)からD17でアルル(Arles)まで。
アヴィニョン
距離: レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから 30 km
アヴィニョンと歴史、演劇は切り離しては考えられない。法王がアヴィニョンに定住していたことで、印象的な建築が見受けられる。門を越えると、大事に守られてきた要塞の後ろには法王の都市が広がる。
アヴィニョンを散策すると、古い路地、ホテルの中庭、修復された建築に魅了される。なかでも洗練されているのがジョゼフ・ヴェルネ通りで、並びにはカルヴェ・エ・ルカン美術館(Musées Carvet et Requin)がある。
ドン岩壁公園(Rocher des Doms)へと通ずる、骨董屋通り、時計台広場(Place de l'Horloge)、ロンド通りも見逃せない。
要塞の上部を見ることで法王庁が何故これまでの宮殿になったのかが理解できる。アヴィニョンはローヌ平野に張り出しており、ローヌ渓谷で戦略上の中心となっていた。
アヴィニョンはまた、大規模な演劇祭(1947年Jean Vilarが創設)が行われる演劇の中心都市でもあり、7月10日から8月5日まで行われるこの催しには、フランス国内、また世界各地からやって来る若手や話題の演目を一目見ようと、12万人近くの人々が待ちわびている。
街中が一体となり演目(ダンス、演劇、音楽)に活気を与える。OFFフェスティバルの団体は先駆者と才能ある若手のために設けられており、ショーの後の演技者や観客を集めて行われる路上パフォーマンスは、レストランのテラスの独特な雰囲気の中、夜通し行われる。
※教皇庁はヨーロッパで最も重要なゴシック様式の宮殿で、14世紀ローマ教皇の住まいだった。宮殿では豪華な広間、礼拝堂、回廊、あまりに貴重なフレスコで飾り付けられた法王の別室など25ケ所を訪問用に紹介している。
教皇庁はユネスコにより、世界遺産登録を受けている。(http://www.palais-des-papes.com/)
アクセス:
D28、D4、D1からぺルヌ・レ・フォンテーヌ(Pernes les Fontaines)。D28をサン・サテュルナン・レ・ザヴィニョン(Saint-Saturnin-l?s-Avignon)、ル・ポルネ(Le Pornet)方面へ。N100からアヴィニョンまで。所要時間約40分。
市内交通の便は、バスを中心にとてもよい。
住所 Hotel de Ville - 84045 Avignon CEDEX 9
電話 04.90.80.80.00
FAX 04.90.80.82.82
メール information@ot-avignon.fr
URL http://www.ot-avignon.fr/
OPEN
4月~10月: 月曜~土曜 9:00-18:00 日曜・祝日 10:00-17:00
7月: 月曜~土曜 9:00-19:00 日曜・祝日 10:00-19:00
11月~3月: 月曜~金曜 9:00-17:00 日曜・祝日 10:00-12:00
CLOSE
12月25日 1月1日
出身著名人:
ジャン・アレジ/F1ドライバー
ピエール・ブール/小説家
ミレイユ・マチュ/歌手
オリヴィエ・メシアン/作曲家
クロード=ジョゼフ・ヴェルネ/画家
- 世界遺産
- 古城・城塞
カマルグ
距離: レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから 0 km
アルルの南、カマルグ(Camargue)には、塩湖と潟の自然公園があり、野鳥の天国となっている。ここはヨーロッパで唯一、野生のピンクフラミンゴが生息する場所であり、ハゲワシが青空をのびのびと飛ぶ姿も見られるほか、およそ400種の鳥、コウノトリ、アオサギ、 セイタカシギなども生息し、馬や小型の黒い雄牛も飼育。亀やビーバーにも出会える。カマルグを隅々まで楽しめるよう、自転車や徒歩用の多くの小道には標識が立てられていて、馬に乗って巡ってみるのも気持ちよくてお勧めだ。またこの村では、米を栽培し、塩も採取可能。
レ・ボー・ドゥ・プロヴァンス
レ・サント・マリ・ドゥ・ラ・メール
距離: レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから 56 km
カマルグ(Camargue)のレ・サント・マリ・ドゥ・ラ・メール(Les Saintes-Maries-de-la-Mer)は何kmにも及ぶ砂浜が広がる海水浴場で、ウィンドサーフィンや乗馬、ウォーキングなどの愛好家が集まる場所。畳の小路をブラブラと歩くのも快適だが、周囲を一望にできる教会の屋根に登るのもお勧め。本物の要塞のように、サラセン人や海賊な侵入を見張るための見張り塔や巡視路、銃眼を備えた教会には、聖マリー・ヤコブ(Marie-Jacobé)と聖マリー・サロメ(Marie-Salomé)、そして彼女たちの従者で、ジプシーの守護聖人であるサラ(Sara)の聖遺物を見ることができる。毎年5月24~25日には、聖人の像を海につける有名な祭がある。観光客に混じり何千人というジプシーが、象徴的な三又の槍を携えた騎乗のガードに守られた「彼らの聖人」を波打ち際までかついでいく。
〈アクセス〉
フォンヴィエイユ(Fontvieille)からD17でアルル(Arles)まで。さらにD570でレ・サント・マリ・ドゥ・ラ・メール(Les Saintes-Maries-de-la-Mer)まで。
ニーム
距離: レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから 44 km
ニーム(Nîmes)は芸術と歴史の都市。ローマ時代にニームが繁栄した証しとして、ローマ神殿のメゾン・キャレ«Maison Carrée» や有名な円形闘技場など、多くの遺跡が残されている。ニームの円形闘技場はあまり大きくないが、保存状態は極めて良好。闘技場の真ん中に立つと、全体が見渡せ、競牛や闘牛の際には、およそ20000人が着席できる。その他の見どころとしては、建物の入り口の美しい扉、プロテスタント教会、塔、城壁があるが、なかでも忘れてはならないのが、近郊にある水道橋・ポン・デュ・ガール(le pont du Gard)で、ユネスコの世界遺産に登録されている。
〈アクセス〉
タラスコン(Tarascon)に向かい、D999でボーケール(Beaucaire)、ジョンキエール・サン・ヴァンサン(Jonquières-Saint-Vincent)と経由し、ニーム(Nîmes)まで。
ルシヨン
サン・レミ・ドゥ・プロヴァンス
距離: レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから 9 km
サロン・ドゥ・プロヴァンス(Salon-de-Provence)は、地域の象徴となっている」オリーブの栽培の中心地。オイル、石鹸、タプナードなど、あらゆるオリーブ製品に溢れている。サロン・ドゥ・プロヴァンスの中心部は徒歩で巡ろう。自然と散歩がしたくなる雰囲気があり、気分が落ち着いてくる。あちらこちらに木陰のテラスがあり、元気を回復できる。サロン・ドゥ・プロヴァンスには一時、有名な占星術師のノストラダムスが住んでいたという邸宅がある。
ムーリエ(Mouriès)からエギエール(Aiguières)方面、そのままサロン・ドゥ・プロヴァンス(Salon-de-Provence)までD17で。
サロン・ドゥ・プロヴァンス
距離: レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから 35 km
サロン・ドゥ・プロヴァンス(Salon-de-Provence)は、プロヴァンス地方の象徴とも言える村。オリーブの栽培の中心地でもあるり、オイル、石鹸、タプナードなど、あらゆるオリーブ製品に溢れている。村の観光は徒歩散策がお勧め。自然と散歩がとたくなる雰囲気があり、あちこちにある木陰のテラスではリラックスした時を過ごすことができる。占星術師ノストラダムスが一時住んでいたという邸宅もあり。
〈アクセス〉
ムーリエ(Mouriès)からエギエール(Aiguière)方面へ向かい、D17でサロン・ドゥ・プロヴァンス(Salon-de-Provence)まで。
タラスコン
距離: レ・ボー・ドゥ・プロヴァンスから 18 km
アルルの南、カマルグ(Camargue)には、塩湖と潟の自然公園があり、野鳥の天国となっている。ここはヨーロッパで唯一、野生のピンクフラミンゴが生息している。ハゲワシが青空をのびのびと飛ぶ姿も見られる。ここではおよそ400種の鳥、コウノトリ、アオサギ、 セイタカシギなどが生息し、また亀やビーバーにも出会える。
カマルグでは馬や小型の黒い雄牛が飼育されている。
アルルとニーム(Nîmes)では、毎年、プロヴァンス闘牛が行われることでも有名。
スペインの闘牛と異なる点は、牛が殺されることがないこと。カマルグでは、米を栽培し、塩も採取できる。
カマルグを隅々まで楽しんでもらうため、自転車や徒歩用の数多くの小道には標識が立てられている。
またカマルグの馬に乗って巡ってみるのも気持ちよい。