エリア：サントル地方 Centre
モントレゾール Montrésor
｢フランスで最も美しい村｣のひとつに選ばれているモントレゾール。ロワール流域の古城の集まる地域に隣り合っている、トゥーレーヌ地方で一番小さな村だが、古びた小道や谷を見下ろす堂々たるお城はまるで絵のよう。モントレゾールは近代化に取り残されたような雰囲気をもつ村といえる。
- Access
- トゥール（Tours）から59km ナント（Nantes）から260km パリ（Paris）から246km
基本データ
- 地域
- サントル Centre
- 人口
- 384 人
- 面積
- .98 k㎡
ロワール流域、いくつもの古城のある地域に隣り合い、素晴らしい城が影を落とすアンドロワ川の右岸にある村。村の細い道には、15〜16世紀の骨組みが見えるハーフティンバー（半木骨造り）の家の隣や岩に掘られた半洞穴式住居が並び、絵に描いたような風景を見せている。平らな屋根瓦、かつての生活をしのばせる共同洗濯場、水飲み場、市場など、どれをとっても近代化に取り残されたような昔のままの雰囲気が印象的で、城から見渡す村や田園の美しい風景も絶景だ。
- フランスの最も美しい村
イベント
2015年のイベント
4月25日：見本市（Foire aux brochettes et brocante)
5月1日：ビール祭り（Fête de la bière)
5月24日：春祭り（Fête de printemps）
6月20日：エスカルゴ市（Foire des escargots)
7月11日：湖祭り（Fête du lac）
7月14日：7月14日の催し（Animations 14 juillet） ダンス、コンサート、ディナー
7月18日：国の祝日（Fête Nationale Loché sur Indrois) ダンス、花火
7月25日：村祭り（Fête au Village）
10月24日：ダンスパーティーとムール＆フライドポテト（Soirée Dansante et Moules Frites）
過去のイベント
モントレゾールの著名人
アクセス情報
- モントレゾールを訪れる
- 村内の交通
バスを利用
- ◆ロッシュ(Loches) / モントレゾール(Montrésor)
ロッシューモントレゾール間の定期バスはないが、頼めばミニバスが利用できる。ロッシュのフィル・ヴェール(Fil Vert)バスはモントレゾール周辺と、この地域のすべての町と村をカバーしている。48時間以上前であれば、08.00.12.30.37にフリーダイヤルでかけられ、行きのバス、または往復バスを頼める。バス会社から乗り場ごとの通過時刻の確認の電話がきて、決めた場所に迎えにきてもらえる。
詳細はwww.touraine-filvert.com参照のこと。
車を利用
- ◆パリ(Paris)から246km、3時間
―A10号線でオルレアン(Orléans)/ナント(Nantes)方面に。そのままA10号線で17番出口ブロワ(Blois)まで。
―ブロワでD174号線に入り、次にD956号線でセレット(Cellettes)、コルムレ(Cormeray)、コントル(Contres)を通過。
―コントルでD675線に入り、クッド(Couddes)、サン・ロマン・スュル・シェール(Saint-Romain-sur-Cher)、サン・エニャン(Saint-Aignan)、ヌーアン・レ・フォンテーヌ(Nouans-les-Fontaines)を過ぎる。
―ヌーアン・レ・フォンテーヌで、右折し、D760号線でモントレゾールまで。
◆ナント(Nantes)から260km、3時間
A11号線でアンジェ(Angers)/パリ(Paris)方面に。アンジェを過ぎ、A85号線をソーミュール(Saumur)/トゥール(Tours)方面に。
―トゥールを通過後、N143号線に入り、さらにサン・ブレーズ(Saint-Blaise)、ルーブル(Rouvre)、ロシェット(Rochette)、コルニレ(Cornillé)、ロッシュ(Loches)を過ぎる。
―ロッシュでD760号線に入り、モントレゾールまで。
◆トゥール(Tours)から59km、1時間
―シャンブレー・レ・トゥール(Chambray-lès-Tours)でD143号線をコルムリー(Cormery)方面に向かい、ロッシュ(Loches)まで直進。
―ロッシュの入口でボーリュー・レ・ロッシュ(Beaulieu-les-Loches)方面に進み、そのままD760号線でモントレゾールまで。
◆ブロワ(Blois)から57km、1時間
―D764号線でシャーユ(Chailles)、レ・モンティル(Les Montils)、モントー・スュル・ブリエーヴル(Monthou-sur-Brièvre)、サンバン(Sambin)、ポンルヴォア(Pontlevoy)、ラ・フォッス・リシュー(La Fosse Richoux)、モントリシャール(Montrichard)、ファヴロール・スュル・シェール(Faverolles-sur-Cher)を経由する。
―次にD81号線でベル・エール(Bel-Air)、セレ・ラ・ロンド(Céré-la-Ronde)、ル・ペルテュイ(Le Pertuis)、オービニー(Orbigny)を通り過ぎる。
―オービニーでD11号線にのり、ボーモン・ヴィラージュ(Beaumont-village)を過ぎモントレゾールまで。
鉄道を利用
- ◆トゥール(Tours)まで行った後、長距離バスに乗り換えロッシュ(Loches)まで。そこからモントレゾール(Montrésor)まではタクシーで。所要時間3時間。
時刻はwww.voyages-sncf.comで確認のこと。
ロッシュ(Loches)は、モントレゾールから17km、自動車で20分。ロッシュからモントレゾールまではタクシーまたはレンタカー。予約でミニバスも乗れる。トゥールからレンタカーという方法もある。"
飛行機を利用
バスや徒歩を利用
- ◆モントレゾールの魅力を味わい尽くすには、自分の足で回るのが一番。
タクシーを利用
- タクシー・ジャン・ピエール・ベルティエ(Taxi Jean Pierre Berthier)
住所1, place du 8 mai 37460 Villeloin-Coulangé
電話02.47.92.60.26 または 06.07.58.30.76
車を利用
その他
観光案内所 Office de Tourisme
モントレゾール観光案内所 （Office de Tourisme de Montrésor）
43 Grande-Rue 37460 Montrésor
電話 ： 02.47.92.70.71
1～3月：月～金曜 10:00～12:30/14:00～17:30 4～6月：月～土曜 10:00～12:30/14:00～18:00 7～9月中旬： 10:00～12:30/14:00～18:00 9月中旬～12月：月～金曜 10:00～12:30/14:00～18:00
村役場
モントレゾール村役場 （Mairie de Montrésor）
23 Grande-Rue 37460 Montrésor
すべての近郊の村 一覧
アゼー・ル・リドー
距離: モントレゾールから 76 km
1518年建設。外観は伝統的フランスの城であるが、イタリア様式の優雅さも併せ持ち、中庭の大階段はまばゆいばかりの美しさ。城内も素晴らしく、芸術作品、古い調度品、舞踏会用の大広間のタピスリー、サロン、図書室、食堂、ルイ13世が宿泊した続き部屋など、見どころ満載。ナイトショー｢夢想と光」は7、8月の毎夕開かれる(約1時間)。フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、日本語のパンフレットあり。フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語のオーディオガイドは1時間半。フランス語のガイドは45分間。
〈アクセス〉
―モントレゾールを出て、D760でロッシュ(Loches)まで。
―ロッシュでD943号線をトゥール(Tours)方面に向かい、シャンブレー・レ・トゥール(Chambray-lès-Tours)の手前で左折。
―その後、D37(南東環状道路Périphérique Sud-est)に乗り、A85の表示に従ってソーミュール(Saumur)/シノン(Chinon)方面へ。
―さらにD751を走り、10番出口で降り、アゼ―・ル・リドー(Azay-le-Rideau)まで。
OPEN:
10～3月：10:00～12:30/14:00～17:30
4～9月：9:30～18:00 （7～8月は19:00まで）
いずれも入場は閉館時間45分前まで。
CLOSE:
1月1日、5月1日、12月25日
料金 : 大人8.5€、18～25歳5.50€、大人20人以上の団体料金 5.7€、17歳以下無料
ブロワ
距離: モントレゾールから 57 km
フランス建築の特徴が凝縮された名城、ブロワ城を擁する村。高台にあるこの城はルネッサンス時代の歴代フランス国王が好んで使用、宮殿と呼ぶにふさわしい佇まいを見せる。それぞれの時代を反映した城の翼も特徴で、同様に町の家並みも各時代の様式が入り混じっている。白い石のファサードと青みを帯びた屋根のコントラストの美しい通りは特に印象的な風景だ。ほかにも、サン・ニコラ教会、サン・ルイ大聖堂、17世紀の瀟洒な邸宅アリュイ館、ブルターニュ女公爵アンヌの館などもみどころ。もちろん、ロワール川沿いの散策もお忘れなく。
<アクセス>
車で1時間。D956号線でラ・ヴェルネル、セル・シュル・シェール、コントル、コルムレ（Cormeray）、セレット（Cellettes）、サンジェルヴェ・ラ・フォレ（Saint-Gervais-la-Fôret）を経由。
- 古城・城塞
シュミエ・スュル・アンドロワ
距離: モントレゾールから 2 km
ロマネスク時代の美しいサン・ヴァンサン教会では、現在でも1367年製の鐘を使っている。これは、1580年のステンドグラスと同様、トゥレーヌ地方で最も古いものである。
ロシュ
距離: モントレゾールから 17 km
1kmに渡る城壁に囲まれ、2つの門からしか入れないロシュは、中世の姿を残す町。なかでも中世の要塞や高さ40mの主塔は圧巻だ。15世紀に建てられた国王の居住棟（Logis Royal）、オリジナル部分は10世紀に遡り、屋根が独特の形状をしてするサントゥルスの聖堂（Collégiale Sainte Ours）もみどころ。通りを散策しながら「芸術と歴史の町」に指定されるロシュの古い家並み、個人の邸宅を眺めよう。
<アクセス>
ヴァランセから、車で50分。
- 古城・城塞
- 芸術家ゆかりの地
トゥール
距離: モントレゾールから 59 km
トゥールはかつてフランスの首都が置かれていた地であり、シャルル7世、ルイ11世、フランソワ1世に仕える多くの大臣や顧問がここに居住していた。
フランス・ルネッサンス発祥の地でもあり、栄華を極めた時代を彷彿とさせる遺産が数多く残っている。
－1235年から2世紀をかけて建設されたサン・ガシアン大聖堂とその回廊
－城
－ロワール川に架かるウィルソン橋
木骨造の家々が建ち並び、中世の面影を残す界隈、15世紀の邸宅が取り囲むプリュムロー広場、市庁舎も必見。
アクセス：自動車で1時間15分。ヴァランセを出て、リー、クフィ、セギ、サンテニャン、レ・コルマン（Les Cormins）を経由し、高速道路A85号線、次にA10号線に乗り、トゥール方面へ向かい、21番出口トゥール・サントル（Tours-centre）で降りる。
- 芸術家ゆかりの地
- 史跡・遺跡
