ワインとチーズ巡りのためのカタカナ・フランス語講座 第1回目
フランスは話してなんぼの国、片言でもしゃべって互いに盛り上がろう
(こんにちは)
「ALF フランス語学校」のダニエルです。
前回の講座は楽しんでもらえましたか?
今回が初めての方もこれから一緒に楽しく
フランス語を“ちょこっと”学んでみましょう!
さて、今月の旅のフランス語の意味は…
- Si le pain tombe dans le fromage, on a un gage. ってどういう意味?
-
Si le pain tombe dans le fromage, on a un gage.
意味は「パンをチーズに落としたら罰があるよ」です。 -
フランスでは、チーズを絡めている間に、パンを鍋の中に落としてしまった人には罰ゲームがあります。
たとえば、女性は隣の男性にキスをする、男性ならば同じテーブルのメンバーにワインを振る舞う、などの罰ゲームで楽しんでいます。
どんな罰ゲームにするかはとくに決まっていないので、フォンデュを囲むメンバーで楽しく話し合いながら
罰ゲームのルールを決めてみるのも面白いでしょう。
フランスには面白いルールがありますね。
皆さんも次回のパーティーに
このチーズフォンデュの罰ゲームを
取り入れてみてはいかがですか?
それでは、今回もイスマエル先生と気軽に
カタカナでフランス語を楽しんでみましょう!
またお会いしましたね!
イスマエルです。
今回は“フランスではレストランで、
「とりあえずビール」あるか”です。
日本では、みんなで食事にいくと、「とりあえずビール」と注文し、
「おつかれさま」と乾杯しますね。
冷えたビールのほろ苦い爽やかさが、
ビジネスマンの1日の疲れを飛ばしてくれます。
さて、フランスでは「とりあえずビール」はあるのでしょうか?
フランスでは、この「とりあえずビール」はあるでしょうか?
あるともないともいえます。
レストランに入り、案内されて席につくと、
サービス係が「お決まりですか」と聞きにきます。
メニューをじっくり選ぶために、その間、
食前酒(アペリティフ)を頼むことがよくあります。
アペリティフとして最もポピュラーなのは
キール(白ワイン+カシスリキュール)や
キールロワイヤル(シャンパン+カシスリキュール)です。
最近はグラスシャンパンを飲む人も増えています。
他にはヴェルモット、ポルト、シェリーなども飲まれます。
もっともアペリティフとして
ビールを飲むことはまずありません。
ですから、フランスでは、
「とりあえずビール」というのはありません。
しかし、「まず、キールやシャンパン」という意味では
あるといえます。
アペリティフが来たら、みんなで乾杯をしましょう!
では、アペリティフの注文をサービス係とお客さんの
会話から学んでみましょう!
- 客:ここに座っていいですか? メニューをお願いします。
-
Je peux m’asseoir ici? La carte s’il vous plaît. - サービス係:お決まりですか。
-
Vous avez choisi? - 客:もう少し考えます。
-
Un moment, s’il vous plaît. Je voudrais réfléchir.* - サービス係:では、アペリティフはいかがですか。
-
Alors, vous voulez un apéritif? - 客:グラスシャンパンを二つください。
-
Oui, on prend deux coupes de champagne. - サービス係:かしこまりました。メニューをご覧になっていてください。
-
D’accord, je vous laisse regarder la carte. - 客:健康を祝して、乾杯!
-
A votre santé!
* une coupe(de champagne)は、シャンパン用の足付き広口グラス
- メニューをください。
La carte, s’il vous plaît.
- 日本語(英語)のメニューはありますか。
Avez–vous une carte en japonais (en anglais)?
- おすすめは何ですか?
Qu’est-ce que vous me recommandez?
- 今日の日替定食はなんですか。
Quel est le plat du jour?
- これにします。
Je prendrai ça.
- お召し上がりください。
Bon appétit.
- 乾杯
(A votre) Santé,
次回は、“料理をほめる”です。お楽しみに!
陽気なフランス人と
会話しませんか!