ピペラード
biperra(バスク語でトウガラシをさす)が語源の一皿。卵が入った、優しい味わいのラタトゥイユです。現地では、このレシピのようにやわらかく仕上げたものもあれば、堅焼きにしたものもあります。このまま食べたり、少し火を通した生ハムを加えたり、グリルしたお肉に添えるのが一般的。地元の年配の人々にとって、ハムや肉と合わせるのは“リッチな食べ方”とされる、古くからの郷土料理です。
Point!
口当たり良く、とろりと仕上げるために、卵を入れるタイミングに注意しましょう。
材料(6人分)
- ししとう
(または青トウガラシ) - 12個(縦半分に切って種をとっておく)
- タマネギ
- 1個(150g位)[粗みじん切り]
- トマト
- 6個(皮を湯むきして種を取り、乱切り)
- ナス
- 2個(ヘタを取り、1㎝角に切る)
- ズッキーニ
- 1本(ヘタを取り、1㎝角に切る)
- にんにく
- 2片(みじん切り)
- 赤パプリカ
- 2個(種を取り、1㎝角に切る)
- オリーブオイル
- 大さじ4
- タイム(ドライ)
- 小さじ1
- オレガノ(ドライ)
- 小さじ1
- パセリ
- 大さじ1(みじん切り)
- ローリエ
- 1枚
- 玉子
- 4個(溶きほぐして、塩・コショウをしておく)
- チリペッパー
- お好み
- 塩・コショウ
- 各適量
- パセリ
- 大さじ2(みじん切り)
- ベーコン
- 6枚(カリッと焼いておく)
- ガーリックバゲット
- 6枚
※作り方はページ下部を参照/dd>
作り方
1.オリーブオイル・にんにくを鍋に入れて炒め、香りがたったらタマネギを入れて、色がつかないように炒める。パプリカ・ズッキーニ・ナス・ししとうを入れて5分くらい炒めたら、トマト・タイム(ドライ)・オレガノ(ドライ)・ローリエ・チリペッパー・塩・コショウを加えて味を調える。30分くらい煮込み、いったん火からおろす。
煮込むときは、焦げつかないようにときどきかき混ぜて。
2.(1)に卵を流し入れ混ぜたら、鍋をふたたび火にかけ、かき混ぜながら5分くらい煮る。全体的にクリーム状になったら出来上がり。
菜箸を4本くらいでかき混ぜると、うまくなじみます。
3.器に盛り、パセリをちらしてカリッと焼いたベーコン、ガーリックバゲットと一緒にいただく。